天元side
ようやく譜面が完成した。
勝てる。
だが、俺は片目と片腕を失っている。
それに、毒にも侵された体では彪馬の攻撃を捌くのが限界だ。
頸は狙えない。
やらなければならない。
アイツらが、、、
ズガガガガッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ガンッ、ガキンッ!!!!!!!!
ガキンッ!!!!!!!!
彪馬の攻撃を捌きながら、間合いに入る。
ズババババババババッ!!!!!!!!
まずは炭治郎と伊之助で、攻撃する。
そして最後に、、、
ダンッ!!!!!!!!(地面を蹴って飛ぶ音)
ブァァァァァァァァア!!!!!!!!!!!!!!!!
な、なんだ、、、この技は、、、
霹靂一閃の真っ直ぐな光筋の周りに、
明獅子のうねった光筋が包み込むように、、、
ドガァァァァアン!!!!!!!!!!!!!!!!
凄い威力だ、、、
まるで技が、呼吸がお互いを高めあっているみたいだ、
ボトッ、、、
(頸が落ちる音)
あなたside
ドサッ、、、
思わず膝を地面に着けた
ゆらァ、、、、、、
嘘でしょ、、、どうして立ってるのっ?
なんでまだ体が崩れてないのっ?!
ガシッ!!!!!!!!
宇随さんが彪馬さんを抱きしめた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!