第115話

~眠れない~
6,466
2020/05/20 14:08
あなたside





今は夜の12時、、、




全然眠れない、、、


天馬(なまえ)
天馬あなた
はぁ、、、なんで眠れないの、、、



眠たくなるどころが目がどんどん覚めていくし、





なんだか体がそわそわしてきた、






何処かに行きたがっているような、




そんな感覚だった。
天馬(なまえ)
天馬あなた
はぁ、、、




来て_______________





天馬(なまえ)
天馬あなた
ぇ?





早く来て_______________






天馬(なまえ)
天馬あなた
な、なに?


頭の中で誰かの声が聞こえてくる。




こっちよ_______________




早く_______________




天馬(なまえ)
天馬あなた
、、、
天馬(なまえ)
天馬あなた
、、、行かなきゃ、、、


そう口から言葉が零れる前に



体はもう外に出ていた。




タッタッタッ👣👣







こっちよ_______________






天馬(なまえ)
天馬あなた
はぁ、はぁ、


声の聞こえる方向に無我夢中で走った。



急いで_______________




天馬(なまえ)
天馬あなた
はぁっ、はぁっ











あ、れ、?




声が、、、聞こえなくなった、?
天馬(なまえ)
天馬あなた


気づくと私は鬼殺隊の本拠地の裏にある山の中にある、お堂の前に立っていた。
天馬(なまえ)
天馬あなた
こんな所に、お堂なんてあったっけ、?



私はよく鍛錬の時にこの山を使ってたし、この辺も何度か通ったことがある。




こんなお堂、初めて見た、、、




もうボロボロで古いのに、どこか生命力に溢れていて、しっかり形も保っている。




天馬(なまえ)
天馬あなた
不思議なお堂だなぁ、、、



よく来てくれました。_______________
天馬(なまえ)
天馬あなた
!!!!


あの声だ、!
天馬(なまえ)
天馬あなた
だ、誰?!
御子紫杏華
御子紫杏華
ここに来てくれて、、、
ありがとう。
天馬(なまえ)
天馬あなた
!!!!
誰、?





凛とした立ち姿に薄ピンク色の髪が綺麗に揺れていた。





腰には刀をしまっている。





鬼殺隊なのかな?





何も分からない。














でも、これだけはハッキリわかった。







今私の前に立っているこの人は、、、










この世のものでは、無い。
御子紫杏華
御子紫杏華
私の名前は、
御子柴杏華。
御子紫杏華
御子紫杏華
前世のあなたです。
天馬(なまえ)
天馬あなた
!!!!!!!!
前世の、、、私、、、?
御子紫杏華
御子紫杏華
あなたに、
話さなければいけない事があります。
天馬(なまえ)
天馬あなた
、?








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