悲鳴嶼side
黒死牟に全員で斬りかかった。
が、
バギバギバギッッ!!!!!!!!!!
玄弥の血鬼術を解いた。
何か、とんでもないものが来るっ!!!!!!
咄嗟に、黒死牟に斬りかかろうとしている
三人の前に立った。
ズババババババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒死牟の身体中に月の輪の形をした斬撃が飛び出した
ブシュッ!!!!!!!!!!!!
攻撃を最低限にしたが、私の武器と''体''だけでは
防ぎきれなかった。
ボタボタッ、、、
肺をざっくりやられた。
息が、、、
だが。此奴の頸を斬れるのは、今しかない。
メキメキメキッ!!!!!!!!!!!!
玄弥は体を縦に両断されたにもかかわらず、
最期の力を振り絞ってもう一度血鬼術を使った。
普通、即死でもおかしくないはず。、
それでも玄弥を突き動かすのものは、
''大切な人を守りたい''
その強い気持ちなのだろう。
私も、最期まで頑張らねば。
ガキンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒死牟の頸に鉄球をめり込ませた。
硬い、、、なんだこの頸はっ、、、
ガキンッ!!!!!!
鉄球の上から三人で日輪刀を乗せて押し込んだ。
ズッ、、、ズズッ、、、
ドゴンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒死牟の硬い頸が落ちた。
ボロッ、、、
それと同時に、黒死牟の体が崩れ始める。
ドサッ!!!!!!
気を失ったか、、、
グラァッ、、、
意識が朦朧とする。
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
立っていられず、壁にもたれかかった。
だんだん息が続かなくなってきた。
私がお前達を庇ったことに決して後悔していない。
もし、あの時私が前に出なければ、
あの瞬間で、全員死んでいた。
私は、少し先に行くぞ。
玄弥。
お前は不死川と少し話をしてからこっちへ来い。
さぁ。そろそろ
行こう。_______________
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岩柱、悲鳴嶼行冥_______________
黒死牟との戦いにて自分を犠牲にして仲間を生かし、
肺を斬られたことによる呼吸困難と、
内蔵各部の大損傷により、、、
死亡。
next😭
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。