愈史郎side
無惨の怒ったような困惑したような声が聞こえた。
ゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
城が揺れる。
ズズッ!!!!!!
くそっ!
ほとんど外れていた支配を強い力で絡め取って
俺の細胞まで吸収し始めた!!!!
ビュビュッ!!!!!!
俺に向かって触手が飛んできた。
臆するな!!!!!!
俺は此奴だけに集中してればいい!!!!!!
ビュビュッ!!!!!!!!!!!!
ガギンッ!!!!!!!!!!!!
ズ、、、ズズズッ、、、
行ける!!!!!!
押し戻せる!!!!!!!!!!!!
ベン!!!!!!
ベベンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
_______________
あなたside
ベベン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
けたたましい琵琶の音と共に、
ゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
城が揺れて、崩れ始めた。
ドガァァァァァァァァァァァアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。