第106話

~失うことの苦しみ~
6,801
2020/10/24 14:05
童磨
童磨
さぁ、行くよぉ〜!!
我妻善逸
我妻善逸
シィィィィ、、、
我妻善逸
我妻善逸
雷の呼吸、、、
童磨
童磨
血鬼術、、、
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ、!!!!
私も、私も戦わないとっ、、、
???
???
童磨殿。
天馬(なまえ)
天馬あなた
?!
我妻善逸
我妻善逸
?!
童磨
童磨
あれ、?
童磨
童磨
あぁ、玉壺じゃないか!!!!
玉壺
玉壺
単独行動はだめだとあれほど
言われていたのに、
玉壺
玉壺
貴方と言う人は、、、
童磨
童磨
ごめんごめんっ!!!
玉壺
玉壺
はぁ、仕方ないですね。
もう手を引きますよ。
童磨
童磨
分かったよ〜!!
童磨
童磨
じゃあね!!
槐ちゃんっ!!
また会いに行くよ!!!!
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ、、、、、、
ババッ!!!!!!!!


我妻善逸
我妻善逸
き、消えた、、、
我妻善逸
我妻善逸
あなた!!怪我ない?!
大丈夫?!
天馬(なまえ)
天馬あなた
大丈夫だよ、、、
我妻善逸
我妻善逸
とりあえず、今日は危ないから、、、
我妻善逸
我妻善逸
あっ、!!
あそこに山小屋があるからそこに
泊めてもらおう!
天馬(なまえ)
天馬あなた
うんっ、、、
_______________



我妻善逸
我妻善逸
すみませーん!!!!
我妻善逸
我妻善逸
すみません!!!!
我妻善逸
我妻善逸
、、、誰も住んでないみたいだね。
天馬(なまえ)
天馬あなた
うん。
我妻善逸
我妻善逸
中入ろっか。
天馬(なまえ)
天馬あなた
うん。

ガララッ🚪





小屋の中は6畳ほどの小さな部屋になっていて、真ん中には囲炉裏があった。
今は11月、寒かったから囲炉裏があって良かった。
我妻善逸
我妻善逸
今火つけるね、
天馬(なまえ)
天馬あなた
ありがとう。


寒さと、恐怖で体が小刻みに震える。
天馬(なまえ)
天馬あなた
カタカタカタ、、、
我妻善逸
我妻善逸
、、、


パサッ、、、


天馬(なまえ)
天馬あなた
?!
あったかい、、、
善逸が自分の羽織りを私にかぶせてくれた。
天馬(なまえ)
天馬あなた
善逸、これ、
我妻善逸
我妻善逸
寒いでしょ?
それ羽織っといていいから!!
我妻善逸
我妻善逸
よしっ!
火がついた!!
天馬(なまえ)
天馬あなた
、、、


善逸の羽織りは何故か凄くあったかく感じた




さっきまで善逸が着ていたからっていうのもあるけど




包み込まれるような優しい温かさ、




落ち着く匂い、、、





恐怖と寒さは自然となくなった

そして、緊張の糸が切れた私は、
天馬(なまえ)
天馬あなた
うぅっ、、
ポロポロッ、、、
我妻善逸
我妻善逸
?!
我妻善逸
我妻善逸
あなた?!
どしたの?!
どっか痛い?!
天馬(なまえ)
天馬あなた
いやっ、違うっ、
なんかっ、ほっとしちゃってっ、
天馬(なまえ)
天馬あなた
鬼殺隊なのに、鬼を怖がるって、
ほんと駄目だよねっ、、、
天馬(なまえ)
天馬あなた
でもっ、、、

涙がっ、、、止まらなくてっグスッ


ギュッ、




天馬(なまえ)
天馬あなた
、、、!
善逸は私を優しく抱きしめてくれた。
我妻善逸
我妻善逸
いいんだよ。
死ぬことが怖くない人なんて居ないよ。
我妻善逸
我妻善逸
俺達は鬼殺隊である前に
人間なんだからさ。
我妻善逸
我妻善逸
俺だって死ぬの嫌だし鬼も怖い。
我妻善逸
我妻善逸
だから、怖い時、寂しい時は、
誰かに頼ってもいいんだよ。
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ、、、!!!
我妻善逸
我妻善逸
ねぇ、あなた
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ、ん、?
我妻善逸
我妻善逸
俺、、、初めて会った時から、
我妻善逸
我妻善逸
あなたが好きなんだ。
天馬(なまえ)
天馬あなた
え、、、
我妻善逸
我妻善逸
あなただけは、
命に変えても守りたいって思った。
我妻善逸
我妻善逸
こんな状況で言うのはおかしいけど、
こんな状況だからこそ伝えたいんだ。
我妻善逸
我妻善逸
あなた、、、





俺と恋仲になって下さい_______________













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