第232話

~馬鹿じゃないなら~
5,383
2020/08/04 07:25
甘露寺side






まだ見つからないわ!!!!





こんなに上弦の鬼に遭わないことってある?!






ギュン!!!!!!!!!!!!


壁が勢いよく突き出てきた。



甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
きゃーーーっ!!!!!(|| ゚Д゚)
伊黒小芭内
伊黒小芭内
甘露寺。気を抜くな、、、
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
はっ、はいっ!!////
さっきから私ばっかり、、、







恥ずかしいっっ!!!!!!!!
???
???
おい。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
きゃあっ!!!!!!
後ろから声を掛けられて驚いた。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
お前、、、鬼だな。

チャ、、、





伊黒さんが私を後ろに移動させ日輪刀を構える。





確かにこの子は鬼だけど、

甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
待って!!伊黒さん!!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
なんだ?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
この子、、、隊服を着てるわ、
本当に無惨の手下なのかしら、、、
伊黒小芭内
伊黒小芭内
お前、名前はなんだ。
???
???
俺は
愈史郎
愈史郎
愈史郎だ。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
愈史郎くん、、、
愈史郎
愈史郎
いいか。
俺は鬼だが味方だ。
今からあることを話す。
愈史郎
愈史郎
一言も聞き漏らすな。
愈史郎
愈史郎
馬鹿じゃないなら
今すぐ理解して協力しろ。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
はぁ?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
ゴクッ、、、



私、、、馬鹿じゃないわっ、、、



甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
はい。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
、、、
愈史郎
愈史郎
いいか。
今からお前達には上弦ノ肆と
対峙してもらう。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
上弦の肆だと?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
上弦の肆はあなたちゃん達と
宇髄さんが倒してくれたはず、、、
伊黒小芭内
伊黒小芭内
恐らく、もう補充されたんだろう。
愈史郎
愈史郎
上弦の肆は琵琶を使って
この無限城を自由自在に
動かすことが出来る。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
だから地面に穴が開いたり、
壁が突き出たりしたのね、、、
愈史郎
愈史郎
あれを見ろ。


愈史郎くんの指さした方向に目をやると、


甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
!!
この忙しく状況の変わっていくこの場所で、

高く積み重なった部屋の頂上にのうのうと座り、

琵琶を構えている鬼がいた。




あんな所に上弦の鬼がいたなんて、、、


全然気づかなかったわ、、、
愈史郎
愈史郎
あの琵琶女は俺が引き受ける。
とりあえずお前達は阿呆あほうのように
動いておとりになれ、
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
阿呆、、、?
伊黒小芭内
伊黒小芭内
ビキビキ💢

阿呆と言われた伊黒さんは額に青筋を浮かべながらも

愈史郎くんの話を何とか聞いている。


愈史郎
愈史郎
俺は気づかれないよう距離を詰めて
あの女の視覚を乗っ取る。
愈史郎
愈史郎
それから無惨の支配を外し、
頭も乗っ取る。
愈史郎
愈史郎
分かったな。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
分かったわ!!
私、馬鹿じゃないものっ!!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
嗚呼。💢






_______________


👺少し飛ばします🙋‍♀️





甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
なにこれ全然攻撃出来ないじゃない!!!!!!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
はぁっ!!!!!!

ドンッと地面を蹴って
琵琶女(名前をしりません)に向かって飛びかかる。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
恋の呼吸、壱ノ型!!!!!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
初恋の、、、
鳴女
鳴女
ベベンッ!!!!!!


スッ、、、




私の進行方向にいきなり障子の戸が現れ、

重力に抵抗できなかった私は、

吸い込まれるようにその戸の中に入った。



ピシャンッ!!!!







ペッ!!っと別の場所に吐き出される。





ヒューン、、、



下に落ちる。




甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
、、、
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
キーーーーッ!!!(ꐦ°᷄д°᷅)
伊黒小芭内
伊黒小芭内
甘露寺っ!!!!!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
伊黒さんっ!
私は大丈夫だから自分だけに集中して!!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
分かった!!
気をつけて上がってこい!!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
くっ、この血鬼術、
殺傷能力はそれほどでもないが、
わずらわしさと厄介さは随一だな。
この戦い、長丁場になりそうだ。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
さっさと上手くやれよ。愈史郎。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
もーうっ!!!!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
すごく下まで落とされちゃったわ、、、ムスッ



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