無一郎side
空気が無くなってきた、、、
毒のせいで、、、視界が、、、
ゴボボッ!!!!
グニッ、ブニッ!!!!
ゴボゴボッ、、、
刃物で水鉢を刺す。
僕が斬れないのに、、、
君に斬れる訳ないだろ、、、
なんでそこまでするんだ?
僕なんかよりも優先することがあるだろう、?
逃げろよ。
なんで戻ってきた?
ここにいちゃダメだ。
せめて持てるだけ刀を持って逃げろ。
魚鬼(小) カサカサ、、、
何してる!!!!!!!!
後ろだ!!!!!!!!
逃げろ!!!!!!!!
気づけっ!!!!!!!!
ザンッ!!!!
何してる!!!!
何してる!!!!
早く逃げろ!!!!早くしろ!!!!
魚鬼(小) ギョッ!!
ドス!!!!!!!!!!!!!!!!
鳩尾、、、、、、
急所を刺された。
死ぬ。
ヨタヨタ、、、
なぜこっちに来る!!!!
君じゃダメなんだ!!!!
どうして分からない!!!!
傷口を抑えろ!!!!
早く逃げろ!!!!
君にできることはないっ!!!!!!!!
お前に出来ることは何も無い!!!!!!!_______________
馬鹿も休み休み言えよ!!!!!!_______________
この声、、、どこかで聞いたことがある。
小鉄くんが水鉢の中に空気を送った。
小鉄くん、、、!!
ズババババッッ!!!!!!!!
バシャバシャ、、、
肺に水が入ったっ、、、
ドサッ、、、
ダダダダダタ!!!!!!!!
ババッ!!!!!!!!
早く、あの鬼の頸を斬らないと。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!