自主って警察に電話したんでいいのかな?
誰が電話かける...?
私がかけるよ。
いや、それなら私が言い出したことなんだし私がかける。
なんて会話を3人で交わし、私が電話をかけた。
自主をしたことに警察はびっくりしてたし、
身分証明とかいろいろな手続きとかよく分からないけど
私たちはパトカーに乗って警察署に向かうことになった。
警察【それでは今からご自宅に向かいます。】
あなた【分かりました。】
電話を切ってミナとチェヨンの方を見る。
チェヨン「刑務所かな~...。」
ミナ「だろうね。」
チェヨン「でも覚悟はしてる。」
ミナ「私も覚悟した...。」
あなた「そんな2人にいい?お知らせなんだけど...。」
ミナ「いいお知らせ?」
目を丸くする2人に私は
あなた「今までの事件、全部未遂で終わってるから刑務所には入らないって、今警察の方が。」
ミナ・チェヨン「「え?」」
2人同時にすっとんきょんな声が出る。
あなた「そりゃまあとりあえず今からは警察署に行って事情聴取があるけどね。それが終わって特に何も問題がなければ30万円の罰金らしい。」
それは今さっき電話越しに警察に言われたことだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!