ミナ「あなたの考えが正しいのは分かってる。それにチェヨンも私もあなたと離れるのは嫌だ…。だけどね、勇気がないの私は…。」
あなた「そうだよね…。普通ならそうなるよ。ミナは悪くない。」
チェヨン「あなたの言う通りだよミナ、自分を責めないで。」
ミナ「ありがと…。でも大丈夫。」
あなた「え?」
ミナはさっきまで下を向いていたのに
パッと顔を上げて私を見た。
ミナ「あなたは本気なんだよね?」
あなた「ミナ…。」
目には涙を貯めて、私から逸らさないミナ。
あなた「うん、本気だよ。」
ミナ「…分かった。」
チェヨン「ミナ…?」
ミナ「なら私も自首に賛成する。」
予想もしていなかった言葉に驚きを隠せなかった。
あなた「ほんと…?」
ミナ「うん。私も勇気出す。」
チェヨン「さーて…。私も覚悟するか~(笑)」
あなた「チェヨン…!」
チェヨン「さっきミナには言ったけど私はお姉ちゃん2人にどこまでもついて行くし支えるよ。3人で自首しよう。」
あなた「ありがとう2人とも…!」
私たち3人は泣きながらお互いを強く、
強く抱きしめ合った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。