第3話

学校
993
2019/01/19 01:43
萌衣
あなたー!
今日も行かないのー?
萌衣は、高校の友達。
いつも一緒にいてくれる。
萌衣は中学から一緒で、大親友だ。
でも、大親友の誘いを毎日断るなんて、
やなやつだな、と思い始めた。
学校には毎日一緒に行ってい…………た。
過去形になるなんて、
自分はどうかしてると思う。
今日こそ行ってみようかな。






でも、気分は乗らない。




そうこう言っているうちに、
萌衣が部屋に上がり込んできたあ!!



こんなことは初めてだ…
萌衣
あなた!!!!
あなた

はいいいいい!

萌衣
ね、
あなた

ん?

萌衣
学校行こーよ。
あなた

んん…

萌衣
行くの!?
あなた

うーん…

萌衣
そうと決まれば準備!
はやくしないと遅刻しちゃうよ!
あなた

はあい……

行きたくないのに…笑




でも、ちょっと気持ちを切り替えたい。



今日は頑張って見ようかな。


準備が出来て、

下にいたお父さんが

あっけらかんとしてたけど、

そんなの気にしないでおこ。



高校の友達
え!?あなた!?
あなた

うん、来た

ギュー




え!?
高校の友達
めっちゃ心配してたんだから!!
あなた

あ、そうなの…

なんか申しわけないなあ…
高校の友達
でも良かった!!
高校の友達
来てくれてよかった…


なんでだろ…




あれ?





今日雨降ってたっけ?





ほっぺたになんか、水が…


あ、涙だ。


これ、涙って言ったんだ。




お母さんが向こうに言ってから、





しばらく泣いてなかった。
泣くのは当日きりで、




ずっとくよくよしてた。



なんか情けない。





よし、切り替えよ。




もうくよくよしない。





きっとお母さんも悲しんでる。




頑張ろう。




新しい生活が始まる。





でも、私が思っていた生活では…









なかった。








……To be continued




作者
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次こそはTWICEだします.
すんません.

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