第43話

No.39
757
2025/10/12 03:00 更新




入間side_________________




入間 銃兎
左馬刻!




碧棺 左馬刻
……おぉ、銃兎か






いつもならば車を蹴るぐらいのことはする男が





いつもならば気を失った人間を見下ろしている男が






今はガードレールに背を預け、自分を見上げている。












入間 銃兎
はぁ?




これぐらいの声は出ても仕方ない。





現にこいつは私の声にもろくに反応もせず、


マイクをただ眺めている。










入間 銃兎
(マイクにでもあてられたか?)





でないと、“こんな”になるコイツを



私は知らない。












碧棺 左馬刻
なぁ、銃兎
碧棺 左馬刻
黒い髪に赤い目をした奴、
知ってるか?




黒い髪に赤い目…?




それって…




入間 銃兎
山田一郎のことですか?
碧棺 左馬刻
ちげぇよ。
なんで俺様があいつのことを
話さなきゃなんねぇんだ




確かに。




彼の赤眼は片目だけだったか。
















入間 銃兎
彼でないなら、私は知りません


碧棺 左馬刻
…探すぞ、銃兎




碧棺 左馬刻
俺に歌聞かせるだけ聞かせて
返事もさせない輩を







碧棺 左馬刻
俺がぶっとばす








“マイクにあてられた”というのも




あながち間違いではなかったようだ。











まぁ、左馬刻をこんなにする方には





少々興味はある。














入間 銃兎
これから、面白くなりそうですね


























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