夢追side___________
おっと、折られるのどちらかというと
あたしか?
よし、もうあとひと押し
念押しするように、
耳元で囁く。
そうすれば男は、
不安に揺れた瞳を瞑りながら答えた
ここにきて、敵人外説でできた??
顔がモニターって何事?
どっかのSFみたいな?
あ、でもバイクのヘルメットにスマホ差し込んだら
そんな感じになんのか。
この説濃厚かなぁ
逃げるように路地を抜けようとした男を呼び止める。
まぁこいつに歌うことは今後ないと思うけど。
革靴が、
大袈裟な音を立てて逃げていく。
よくあんなメンタルでチンピラやってんな。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。