陽狼と神騎はここにはたどり着けません。ここに浚って来たときに匂いは消しておきましたので・・・

いまから貴方かたに何をするのか教えてあげましょう。

これを使うんですよ。

二人も知っている通り、これは掣肘グソクムシ。私が寿命が縮む弱点を改良したので、安心して使えますねえ・・・ﾆﾔﾘ

心配する必要はありませんよ。洗脳後には私が責任を持って、二人ともペットとして飼ってあげますので・・・クックックック！ヌルーフッフッフッフッフ！ゲヒャヒャヒャヒャヒャ！

！？

やはり来ましたか・・・陽狼。

やれるものならね・・・来なさい！

ゴワアアアアア！

これは、私が5つの異宙人のDNAを植え付けて製作したキメラ「ヘル」、その力は桁外れです。

腐血と氷電をもらう代わりに、陽狼と神騎を捕獲してくる契約になってるんでね。捕まってもらいますよ？

(ヘルには雪女と火車のDNAを入れました。それにここは夜と同じ環境になるよう、設計しましたからね。あと3つのDNAや陽狼の弱点を考慮して、陽狼が勝つ確率は0に近い。)

精々あがいてくださいよ？すぐに倒れては実験になりませんからね。