『徳川家康くんから新たな旗印が提出されました』
そんな放送が教室中に響き渡る。
『家康くんが出した旗印はこちらです』
【1時間以内に特進クラスの誰かを倒す】
そして、特進クラスのメンバーは他の場所へと移動を始める。
特進クラスが来たのは体育館だった。
その時…
そんな井伊の声に反応して信長はみやびを守る。
けれど、局は動き出すのが遅れたため服の上から腕に何かがかすれる。
局は腕を抑えながらそう言う。
そんな中、信長は矢についている紙を開く。
【逃げても無駄だ裏切り者を通じて全て筒抜けだ】
伊達は上からそう言う。
すると、家康派の連中がやってくる。
「やれー!」
その掛け声で戦いが起こる。
そして、しばらく経つと
「引け!」
連中はどこかへ行ってしまった。
『そこまでです』
再び、サイレンが鳴り同じ放送が流れる。
『この旗印家康君の勝利とします』
特進クラスのみんなは周りをキョロキョロと見る。
そこには秀吉が座って気を失っている姿が…
大声で話しかけても反応はなかった。
局は秀吉の手に何かあることに気づく。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!