(久しぶりだな…こんなに泣いたな…)
私は唯一が無事だったのを見て安心し、泣いた。
そして数分経った。
(早く行かなきゃ…)
私は、森鴎外が居る首領室に向かった。
(此処が首領室?かな?此処に森鴎外が居る…。
でも此処には中原中也や芥川龍之介とかが居るかも知れない…。
だが、私には関係ないことだけどな)
私は、異能力を解除した。
そして私は、首領室の扉を開け、中に入った。
すると_
「動くな。」
と、背中に尖った何かが当たっていた。
そして、言葉を言った人は_
あんたは、芥川龍之介…
そう、芥川龍之介だった。
そして、背中に尖った何かの正体は、芥川龍之介の異能力「羅生門」だった。
貴様、何故ポートマフィアに侵入出来た。
マフィア以外の奴は侵入した事が分かり、すぐにその場で殺される。
へー、そうなんだ。知らなかったなー。
答えろ。何故貴様は侵入出来た。
何故侵入出来たか、か。
そんなの異能力を使ったからに決まってるじゃないですか。
そんなのも分からないんですか?
貴様…。
と静かに怒っていた。
(はぁ…。芥川さんを倒すか…)
と思ってたら_
「やめなさい」
と声がした。
私は、そう言った人の声を聞いたことがある。
その声の主は_
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。