これはある日の帰り道のこと。
今日は するぎ と てひょん が見事に用事があり、じみんと私の2人で帰っていた。
なにせ、じみんが
🐥「今日は最後まで送ってくもん!!」
なんて言っていたから言葉に甘えて送って貰うことにしたのだ。
🐥「ねぇねぇ」
『なに?』
🐥「最近さ、てひょなの家に行ったんだけど、あいつ犬飼ってるじゃん?見て、僕やっと仲良くなれたの笑笑」
そう言って私の所に写真を見せてくる じみな。
『ほんとだ笑笑 可愛いね笑笑』
🐥「でしょ〜笑笑」
🐥「あ、そうだ!!今度一緒にご飯行こうね!!」
『うん笑笑』
そんなこと話してたら もう家に着いてしまった。
『それじゃ、また明日。』
🐥「うん!!またね!!」
なんて言って 帰っていく じみな。
その背を見つめていると
🐰「あら、あなたちゃん」
🐰「こんばんは。」
ランニング帰りか少しだけ汗をかいている ぐくさんがいた。
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《おはなし。》
お互いを愛していたよね。
間違っていたのは きっと出会い方。
僕は君の拠り所になりたいんだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。