新しい、家族だ。
新しい家族はすぐ私の事を受け入れてくれた。
とても、優しい音だ。
決して楽な暮らしではないけれども...
素敵な家族だ。
そう言ってお兄ちゃんは私の頭を優しく撫でてくれた。
自慢のお兄ちゃんだ。
そう、新しいお兄ちゃんは炭治郎
竈門炭治郎
とっても、優しい...
私は新しい家族として、
竈門家に入る事となった。
ここの家は素敵だ、
みんな優しい。
そう言ってお姉ちゃんは優しく私の事を抱いてくれた。
自慢のお姉ちゃんだ。
禰豆子お姉ちゃん...!
現在の竈門家の家系図(簡単)
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お父さん・お母さん
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炭治郎
⬇︎
禰豆子
⬇︎
あなた
と言う感じだ。
『お兄ちゃん、お姉ちゃん今日も街に行くの?』
『私も行く』
『母ちゃんっ!!』
『そりゃあ、やるけどさぁ』
『一緒にやると思ってたのにさぁ』
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皆『早く帰ってきてね』
皆『気をつけてね~!』
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お兄ちゃんと山を下っている時、
お兄ちゃんが考え事?
みたいなのをしていた。
お兄ちゃんはそう言って私の頭を優しく撫でてくれた。
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町に着いた。
おばさん『まぁ、炭治郎ちゃん、それにあなたちゃんじゃないの、』
おばさん『こんな日に山を降りてきたのかい、よく働くねぇ』
おばさん『風邪ひくよ』
お兄さん『お〜い、炭を売ってくれ!』
町の人『この間は障子を張り替えてくれてありがとう』
町の人『こっちも炭をちょうだい』
お兄ちゃんは人気者だなぁ...
そんな時
お兄さん『ああぁ~っ!炭治郎ぉ~!』
お兄さん『ちょうど良かったぁ』
お兄さんが家の中から怖いおばさん?に掴まれて出てきている。
お兄さん『皿を割った犯人にされてんだよ俺~っ!』
どうやら、お皿を割った犯人にされているらしい。
まぁ、このお兄さんが犯人じゃないのは確定だ。
お兄さん『助けてくれよお!嗅いでくれ!!』
町のお兄さんはお兄ちゃんに助けを求める。
怖いおばさん?『あら、猫なの?』
流石、お兄ちゃん!
お兄さん『ほらぁあ!!』
お兄さん『俺じゃないって言っただろ!!』
おじいさん『炭治郎、あなた、ちょっと荷物運ぶの手伝ってくれねぇか?』
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三郎爺さん『こら、炭治郎!あなた!』
三郎爺さん『お前ら、山に帰るつもりか!』
三郎爺さん『危ねぇからやめろ』
え、何で...?
でも...........
三郎爺さん『うちに泊めてやる、来い、戻れ、』
三郎爺さん『いいから来い!!』
三郎爺さん『鬼が出るぞ』
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三郎爺さん『昔から、人喰い鬼は日が暮れるとうろつき出す』
三郎爺さん『だから夜歩き回るもんじゃねぇ』
三郎爺さんはすごい真剣に話している。
本当なのか...?
私はそう思った。
三郎爺さん『食ったら寝ろ明日早起きして、帰りゃいい』
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三郎爺さん『いや、入ってくる』
まじ.......
私はしっかりと最後の言葉まで聞いた。
三郎爺さん『鬼狩り様が鬼を斬ってくれるんだよ、昔から...』
鬼狩り様...???
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朝
言葉の通りに私達は早起きをした。
三郎爺さん『あぁ。』
私は三郎爺さんに大きく手を振ってお礼をした。
さぁ、速く帰らないと...
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。