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第17話

第8話
血だらけの女性
ゼロ!!

生きていたのか。
女性は駆け出し抱きついた。

ゼロ?名前なのだろうか?

どうやら親しい関係の様だ。
ゼロ
ゼロ
おう。

お前も無事か?

怪我は?
血だらけの女性
うん、私は大丈夫。

でも、父が・・・。
ゼロ
ゼロ
そうか・・・。

親父さんが・・・。

すまねぇ、俺がそばに居たなら・・・。
血だらけの女性
お前は何も悪くない!!

悪いのは私だ!!

父の事何も知らなかった。

口論にならなければこんな事には・・・。
女性は男性の胸の中で肩を震わせながら泣き出した。
ゼロ
ゼロ
お前は悪くねぇよ。

何も知らされて無かったんだから。
女性の頭を撫でながら男性は言った。
血だらけの女性
ねぇ、一体何が起きたの?
ゼロ
ゼロ
奴ら暴動を鎮静させる為に仲間諸共施設を爆破しやがった。
謎の女性
ゼロ?

財津博士の・・・反乱分子。
2人の話を聞いていたママらしき女性は険しい表情に変わり呟いた。
謎の女性
お前達が、お前達が暴動を起こさなければこんな事にはならなかった!!
突然怒りをあらわにして彼ら2人に向かって怒鳴りつけた。
ゼロ
ゼロ
あんたは?ここの研究員か?

その子は・・・。
男性は私を見ると何かに気付いたらしく一瞬間が空き再び話し始めた。
ゼロ
ゼロ
確かにこうなったのは俺達の責任だ。

だか、行動起こさなければ何も変わらない。

マウス達を救う為には仕方なかった。

謎の女性
仕方なかったですって!!

あなた達の所為で多くの仲間が亡くなったのよ!!

マウス達だって救えなかったじゃない!!
女性は男性に怒鳴りつける。

けどその表情はとても悲しげだ。親しい仲間を突然失い、怒りや悲しみを何処にぶつけけていいか分からずこの男性にぶつける。
ゼロ
ゼロ
すまねぇ・・・。
ゼロは俯いて一言呟いた。

この男性も同じなのだろう。

沢山の仲間を失いマウスも救う事が出来なかった。

自分の不甲斐なさと無力さで自分を責めている。

彼の言う「すまねぇ」は救えなかった者たちに向けられた言葉の様にも聞こえた。