師範!!!!
元気そうだなァ、よかったァ
師範のバカ!心配したんだから!!
悪かったなァでも俺は大丈夫だァ
あなたはもう大丈夫なのかァ?
左目が見えないの。凍っちゃったから。
でも薬使って、少しずつ回復してるからある程度見えるようになると思う!
だから大丈夫だよ!
あなた、こっち来いィ
ん?
ギュッ
よく頑張ったなァ、俺の自慢の継子だァ
フフッ ありがとう師範!私、師範の継子になれて本当によかった!
でも師範、いきなり抱きしめられたら照れるw
あァ、悪ィなァw
入ってもいいだろうか。
扉のところからヒョコッと顔を出す冨岡さん。
あっ、どうぞ!すみませんでした!
いや、構わない。
だが驚いた。不死川とあなたはそういった関係だったとはな。
そういった関係って…前に会議でお会いした時に継子だって紹介して頂いたんだけどな…というかそこで冨岡さんと知り合ったんだけどな…
そういった関係ってなんだァ!!ちげーよォ!!
えっ、違うの?
さっき私の事自慢の継子だって…
なるほど、わかっていないならいい。
え、何がですか?
お前は不死川の継子だ
あ、はい。(?)
それよりよォあなた、____________。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!