第128話

127話
2,799
2021/03/22 14:00





あなたは今どこで暮らしているのだろうか。普通に考えればやっぱり風屋敷だと思う。ただ...本当に乗り込んでもいいのだろうか。



















✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼















考えているうちに屋敷は近づいている。
















が、その前に見覚えのある人に出会った。














宇髄天元
宇髄天元
お!時透じゃねーか!久しいな!
あっ...どうも。
宇髄天元
宇髄天元
この辺にいるってことはあれか!
宇髄天元
宇髄天元
遂にあなたに会いに来たんだな!
...違いますよ、流石に人妻に手は出しません。
宇髄天元
宇髄天元
人妻?!
不死川さんとの間に赤子もいるらしいじゃないですか。
宇髄天元
宇髄天元
...それ、誰から聞いたんだ?
不死川さん本人です。
宇髄天元
宇髄天元
...そうか!
宇髄天元
宇髄天元
赤子なんか産まれたら、もう簡単には会いに行けないな!



そんな事わかってる。会いに行って、もしもあなたの心が揺れたらどうするんだ。















僕にとってはそれが本望かもしれないけど、あなたや不死川さんにとって、そして産まれてくる赤子にとっては絶対に良くない事だ。











...そうですね、わかってます。
だからもういいんです。
宇髄天元
宇髄天元
まだ産まれてねーし、今しかねーんじゃね?
でも...
宇髄天元
宇髄天元
自分で行って、自分で確かめたらどうなんだ?
確かめる...?
宇髄天元
宇髄天元
あっ、俺用事あるんだったわ!悪いけど帰るわ!
宇髄天元
宇髄天元
またな〜!




宇髄さんの言っている"確かめる"の意味はわからなかった。だけど1度会いに行く勇気がでた。ありがとう。














プリ小説オーディオドラマ