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2021/07/26

第2話

Prologue
看護師
先生!このままじゃ……
医師
いや、まだ諦めるな!被験体と薬はもう、用意したんだ。後は、後遺症がないように入れ込めばいいじゃないか!?
看護師
でも、入れ込めて、細胞が変化しても蘇生ができなかったら意味がないじゃないですか!
それに、この被験体の細胞が壊れる可能性だってあるんですよ!?この被験体だからこそ成功する手術だというのに、それを壊してどうするんですか!
医師
やってみないと分からないだろう!?そんな生半可な気持ちのままじゃ、前に進めない!
ある部屋に、争うような怒鳴り超えが響く























ピッ ピッ
看護師
せ、先生!蘇生成功しました!
医師
人工呼吸器を付けておくんだ!
看護師
分かりました
医師
やっと………a1000ができた……




この手術の成功は、ある最悪な事態を招きかねない成功だった―







ある所に、一人の少女がいた
その少女は、世間の誰から見ても醜く、人間とは思えなかった
世間から嫌われていると知ったその少女は部屋に籠もり、ただひたすら食事をしているだけだった
親、先生、警察………そんな人達に止められたってずっと少女は空腹状態のまま
ついには、誰も口出しをしてくる人がいなくなった。“独り”だと知った少女は悲しみを持った笑顔で静かに泣いた。たくさんの骨に囲まれ、誰のか分からない血液を口から垂らしながら―





あれから半年。少女は自分を喰らっている
あの時、助けてくれようとした人達への謝罪の行為だ
そんな少女には『生きたい』という希望なんて無かった。ただ。『ごめんなさい』という謝罪の気持ちだけが少女の中にはあった



ザシュ




パタ




自分を喰らっても死ぬことができない少女は、カッターで自分の首を斬ると共に、倒れた
その少女の名は《あなた》だった

あなたSide






ガチャガチャ
せ、先生!被検体が……


被検…体?
何の…話を、しているの、だろう
!?まずい……すぐに安否確認と応急処置を!!
蘇生したら、回復する。だから、止血して傷口は開いておけ!
はい
ここ、どこか分かりますか?自分のお名前言えますか?
あなた
………………(痛くて、自分の名前が言えない……)
意識があるなら、目線を下げてください
あなた
スッ
先生!意識があります!
じゃあ、すぐに運ぶぞ!担架に乗せろ!


そこから、安心して私の意識はなくなった