第52話

52話
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2020/01/16 22:21
私は今、自分の屋敷の縁側にいる
顔を上げてみると、なんと綺麗な青空
とてもキュンキュンするはずなのに、今は何故かしない
きっとあなたちゃんがここにいたら

あなた「ほんまやな〜今日はなんかいい事ありそうやな!」

って言うと思う
ねぇあなたちゃん
甘露寺「今、何処にいるの・・・?」




































































あなた『君の傍にいるよ』





















































































私は今、町に来ている
町に来たら、とても賑やかだった
あなたがいたら、私はもっと明るかっただろうか
覚えているよ、綺麗に揺れる髪の毛
私よりも身長が大きくて、スラッとした体型
あなたの目はとても綺麗だったな
一緒にいたらとても暖かった、太陽みたいに
ねぇあなた
栗花落「今、何を・・・見てるの・・・?」




























































































あなた『君のこと見てるよ』






















































少し疲れていつもの甘味処による
頼んだものを食べたけど、喉が通らない
あなたがいないから?そうかもしれない
味はするのに・・・
あなた
胡蝶「何処へ行くの?」






























































あなた『何処へも行かないよ』









































































3人「あっ」
3人ばったり会った
栗花落「師範は・・・どこに・・・?」

胡蝶「私は甘味処へ・行ってきました・・甘露寺さんは?」

甘露寺「私は自分の屋敷の縁側にいたわ、カナヲちゃんは?」

栗花落「少し町へ・・・」
栗花落「・・・グスッ」

2人「ギョッ!!」

甘露寺「カ、カナヲちゃん・・・」

胡蝶「・・・うぅ・・・」ポロ

甘露寺「しのぶちゃん・・・」ポロポロ
ねぇあなた/あなたちゃん
何処にも行かないで





























































































あなた『ずっと傍にいるよ』
あなた『愛してくれてありがとう』
あなた『大好きだよ、しのぶ、蜜璃、カナヲ』

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