第30話

30話
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2020/01/04 01:23
後藤「おい!まだつかないのか?!」

水無月「モウスグデ着クゾ!」

後藤「っあなた!!」
後藤「おい、あなた!返事しろ!!」

あなた「はぁ・・・はぁ・・・
体全体が冷たい
このままだと凍死する!
後藤「諦めんなよ、俺が絶対に助けるからな!!」
少女「お兄ちゃん!」
後藤「?」
少女「お姉ちゃんをよろしくね」
後藤「・・・おう、任せろ!」
早く、一刻も早く
蝶屋敷に!
あなた「・・・後藤・・・さ、ん?」

後藤「あなた!起きたか!?」

あなた「・・・あっ、たか・・・いなぁ・・・」

後藤「そうだな、絶対に死ぬなよ!!」

あなた「ご、めん・・・も、無理・・・かも、しら・・・ん・・・」

後藤「諦めんなよ!あなた言ってたじゃねーか!諦めないことが1番大事だって!諦めてどうするんだよ!!」

あなた「・・・ふっ、ふ・・・そう、や・・・ね」

後藤「だから、死ぬなよ!!」
だって俺にはこんな事しか出来ねーからさ
たまには隠でもかっこいい所していいだろ
だんだん見慣れた道に出てきた
後藤「こ、胡蝶様はいるか?!」

アオイ「しのぶ様ですね!分かりました!とりあえず中へどうぞ!」

後藤「ありがとうございます!」
栗花落「っ!あなたっ!!」

胡蝶「あなたさん!カナヲ、アオイ、手伝って!」

2人「はい!」
我妻「何があったんですか?」

後藤「・・・あなたが、死ぬ直前までいっている」

我妻「あなたちゃん?!死?!」

後藤「頼む、死なないでくれ・・・!!」
たまたまあなたの近くの所まで行っていたから良かったのもののいなかったらあなたはもう
死んで─
我妻「・・・信じましょう、あなたちゃんを」

後藤「・・・あぁ」


































































































??「あなたは覚めるか?」
??「うん覚めるよー、少し時間が必要だけど」
??「あなたには私たちの分まで生きてもらわないと・・・」
??「そうだな」
??「楓月ふづきはあなたの事どう思う?」
楓月「さぁどうだろー・・・でも明らかに僕たちより筋がいいことは確かだよ、まだまだ弱いけどねー」
??「楓月がそんなこと言うんだね、意外」
楓月「意外ってなーに?睦月は失礼だねー」
睦月「そんなことないよ楓月、ねぇ霜月しもつき
霜月「・・・そうだな」
楓月「・・・霜月がそんな深刻そうな顔してるなんて・・・不思議」
霜月「お前こそ失礼だぞ、楓月」



































































霜月「あなたは俺らが守らないといけないんだ」

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