第3話

『 youth 』3.
327
2020/02/16 00:35
*3*



あなた「ふふっw 日本人って、そんな陰謀に載せられてるとも知らずに、バレンタインとか言って、せっせとチョコ作っちゃうのよねぇ〜」






あなた「アホみたいww」






最後の言葉と同時に、にこやかに彼の顔を見ると、、、







神「、、、アホなんかやない…」







明確に「くらいました」って顔をしていた。






でも次の瞬間には、その可哀想なくらいの弱り顔から、一変していた。






神「、、、見損なった。」






彼はそう、ボソッと呟くと…



鋭い目つきで私を見定め…










ズサッ!!!










あなた「 、えっ……」






まるで、苦しみを吐き出すかのように、



側にあったゴミ箱に、チカラいっぱいにプレゼントを投げ捨てた!





通行人の生徒も、引くくらいの…





素早く立ち去る彼の背中は「誰も近寄んな!」と、語っていた。





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