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第1話

夜が来る
20
2021/05/02 01:28
                今日もまたいつも通りに訪れた夜。
夜来星衣
夜来星衣
(星がきれい…。)
夜来星衣
夜来星衣
朝なんて来なくていいのに…
                                        ぽつり
                        そう、小さな声で呟いた。
誰かに届くはずもなく、言葉は夜の闇に落ちてゆく
                             日曜日の深夜2時。
2階にある部屋からは、星がよく見えた。
今年、中学2年生になった夜来星衣(やらいせい)は、
なかなか寝付けず、窓を開けて外を見ていた。
夜来星衣
夜来星衣
学校めんどくさい…
夜来星衣
夜来星衣
勉強疲れた…
ぽつり、ぽつりと独り言がこぼれる。
夜は、気分が落ちやすい。

そして本音がころりと口から落ちていった
夜来星衣
夜来星衣
普通ってなんだろう…
星衣の口から紡がれた言葉は虚しく、サラサラと夜に溶ける。
夜来星衣
夜来星衣
(…早く寝よ)
                  そして、星衣は眠りについた。
      日曜日が過ぎたらもう月曜日になってしまう。
夜来星衣
夜来星衣
…憂鬱だ。