朝_____________
あの後、ノアに言われ空いたボロ家で寝泊まりした
am4:30
そうつぶやきながら空を見上げた
空にはまだ星が瞬いていた
教会_____________
昨日と変わらず椅子の上に座っている死体がいっぱいあるが自然と臭いがしないことに今気づいた
ノアは昨日と同じように祈り始めた
5:00くらいだろうか
日が昇り祈っているノアに光が当たった
ゴゴゴゴゴゴ
来た!
徐々に黒い大きい固まりが現れ
それと同時にオルガンの音が聞こえてきた
ロスは昨日と同じやり方で邪道を倒そうとしたが
斬られた部分を修復し立ち直した
それと同時にロスは捕まってしまった
どうしよう!
いや
「どうしよう」じゃなくて助けなきゃ!
仲間のために
気づいたら私は走り出して教会の椅子を使って跳んだ
だけど
こんな大きいのに対抗できない!
邪道はもう口を開けている
「食べられるっ!」
ドドーーーーーン
私が食べられる瞬間彼は私とロス先輩を助けてくれた
私はずっと悩んでいた
今までは邪道が小さかったので倒せたが
アデン達と出会ってから大きい邪道を目にすることが多くなり
目の前にすると足がすくんで動けないでいた
それが悔しかった
だから、アデンに格闘技や能力の使い方を教えて貰っていた
そして、結局食べられるところだったけどまず立ち向かえた
それは私が王様を倒すうえでの第1歩だ
アデンはまだ治癒中の邪道に向かって重い一撃を放った
邪道は徐々に消えていった
どこから攻撃が来たのかは分からないが
隕石のように光の球が勢いよく私たち目掛け飛んできた
その光は一瞬で消えたが
あの光の球はすごく強力な力を感じた
私が喋ろうとしていると
ノアは目を開けた
え?
今気づいた、ここは標高が高い訳でもないのにまるで山の上にいるぐらい空気が薄い!
それほどアデンの闘いに見入っていたのかな…
ロス先輩は空気が薄いことに気づいていたのかは分からないがアデン達の話を黙って聞いていた
アデンはモゴモゴ喋っているノアを無視して勝手に話を進めていた
あ、能力者って認めるんだ(´·ω·`)
そんな言葉でfreeに入る感じしないけどなー
みたいなこと思っていると
ずっと黙っていたロス先輩が口を開いた
不適に笑いながらロス先輩は言った
人が悪い!
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イアはお金でこの世界での創作単位です
1イア→1円
とこのように普通の円の計算と同じでいいです
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。