第27話

第八章  どうして。
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2021/12/01 09:00
次の日、俺は学校を休んでハルの住所を頼りに家を探していた。ハルはちょっと大きいマンションに住んでいて、インターホンを押した。
たつや
................??
応答がなかった。銀行にでも行っているのだろうか。俺は少し待ってみることにした。
たつや
ん...はる...
たつや
ねむい...
腕時計を見た。あれから3時間経っていた。
帰るしかない、そう思って立ち上がると隣からおばさんが出てきた。
おばさん
あら、お隣さんに御用かしら
たつや
こ、こんにちは!
たつや
こ、ここのヤツの友達です...
おばさん
あら、もしかして荷物任せられたとかかしら
たつや
えっ?

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