ハル、ごめんな。いや、ごめんなさい。
助けてあげられなくて。
長く生きられなくなってしまって。
ハルに会えたこと、すごく感謝してる。
ハルに会えなかったら俺今頃死んでる。
本当にありがとう。
そして、本当に君は優しい人です。
俺なんかに手を差し伸べてくれて
誰にでも優しい笑顔を見せてくれた。
ハルの命は無駄にしません。
俺が全て背負ってきいます。
今までありがとうございました。
そして、
来世で俺に会ったら伝えたいことがあるんだ。
"ハルは本当に優しい人"
そして、
"好きです"
って伝えたいから、
早く俺の前に現れろよ。
何秒も、何分も、何時間も、何日も、何年も
ずっとずっと、待ってます。
大好きだよ。ハル。
『ア ナ タ は 優 し い 人 。』 𝐸𝑁𝐷
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。