楽屋
「ねぇ北斗ー、今日ご飯食べ行こ」
北斗『無理』
「なんでよー!」
北斗『忙しい』
「忙しいわけない!もうこの後OFFでしょ?」
北斗『やらなきゃいけないことある』
「じゃあ分かったよ、しんたろと行くから」
北斗『は?なんで慎太郎なんだよ』
「なんか今、しんたろに会いたい、北斗と行けな
いならいいでしょ?」
北斗『いやぁ、えー、んー、だめ、、かな、』
「なんでよ、」
北斗『今日はもう家に帰れ、お前明日仕事だろ』
「そーだけど」
北斗『ん、おとなしく帰れ』
「ムゥ 分かったよ、今度いこーね」
北斗『おう』
ポンポン
ん?頭ポンポンされた??///
ガチャ
いっちゃた、北斗のいう通り帰るか
ガチャ
「え?」
北斗『忘れてた』
「??」
チュ
!?!?
北斗『フハッ 外暗いし、一緒に帰るか?』
「え、う、うん//」
北斗『よし』
北斗『ん』
「え?」
北斗が手を出してきた、え、これって手繋ぐの?
「手繋ぐの?」
北斗『うん、そうだけど』
ギュ
「///」
北斗『ほら、照れてないで早く帰るぞ』
「はーい」
おわり
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。