…そうだ、僕達を照らしてくれる…月
.
お母さん「流星…」
お母さん「ごめんなさい流星…守ってあげられなくて…(´;ω;`)」
あなたは綺麗で、笑顔が輝いてて…
まるで月みたいだ…
〜
お母さん「駄目よ…!!あなたをおいていくなんてっ」
お母さん「流星…(泣)」
、
お母さん「誓いの言葉。やめるときも、すこやかなるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、死が私達を分かつまで、私は…二人とも大好きなことを誓います。」
お母さん「誓うわ流星…絶対に…(´;ω;`)」
〜
ザー☔
お母さん「ごめん…ごめんね…」
ギシッギシ…
父「流星…流星!!!」
父「何してんだ?そんなところで。」
父「嘘つけ‼‼」
父「あの二人を待ってんのか、こっち来い。グイッ」
ドンッ💥
父「流星、お前ホントは二人の居場所知ってんじゃねぇのか?なあ」
父「フッ顔は結構アイツに似てんのになあ。でもな、」
父「お前の母親は叩いたらすーぐ泣く、怒鳴ったらすぐ泣く、紙切れみたいに弱っちい女だったぜ。」
父「そんな女があんなガキと二人で?暮らしていけると思ってんのかぁ?まあ捨てられたヤツに関係ねぇか。」
ボンッ💥((殴
父「親子揃ってお前の我慢強いとこ、好きだぜぇ?でもなぁ?」
父「どーこまーで我慢ーでーきーるーかーなー?(爪を剥がす)」
父「おい流星、10分以内に酒買ってこねぇと殴るぞぉ。」
〜
1(あら、大丈夫?)
2(ちょっと駄目よ。)
1(え?)
2(その子と関わらないほうがいいわよ…)
2(お父さんが凄く怖い人なのよ…それに、奥さんも下の子を連れて出て行ったらしいわよ…)
1(この子を捨てて?酷い母親ね…)
((…))
あの悪魔に…いつまで耐えなきゃなんだろ…
お母さん…
、
お母さん「流星、3人で一緒に暮らしましょう、その日を待ってるから。ね、約束よ?」
(指切り)
(指切り)
.
うん、大丈夫、耐えられる。
🚪
父「…」
悪魔が突然死んだ。
ガラッ
やった‼やった‼やった‼‼
これでようやく…
3人で暮らせる…!!!
ガチャ🚪
お母さん「…」
お母さん「もう、遅すぎたの。何もかも…」
.
.
タッタッタ…
プルル…プルル…
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母
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まだ9時だよ…まあ、適当に返事して…
僕の悪い癖だ、面倒なことを避けちゃう所。
なんか恥ずかしいな…
みっちーもあの子も、大切な人のために頑張ってる…
根拠のない山本の発言で、みっちーを疑って…本人を問いただす前から真に受けてる…
このままじゃ、大事な絆を失ってしまうかもしれない…
僕に足りないのは、踏み込む勇気…
そうだよね?みっちー…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!