第9話

5話 ハッピーソルトライフ
945
2020/04/28 06:51





店長「はーいみんな今日もお疲れ、給料の明細書はちゃんと確認しておいて。」
男女「ほーい/はーい」
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
あのー店長ちょっといいですか?
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店長「間違い?」
駿佑
駿佑
給料、働いたぶんと合いません。間違ってます。
店長「いーえ、合ってます。」
駿佑
駿佑
店長「道枝くん、君心当たりあるでしょ?」
駿佑
駿佑
ありません、俺はちゃんと働きました
店長「それはイヤだねー。ほんっと君、ちょっと顔がイケメンだからって調子に乗ってんじゃないよ。」
店長「あのさ、イケメンだからってバカでも許されてチヤホヤされてきたんだろうけど、社会はそんなにあまくないよ?」
店長「君もここで迷惑をかけたから給料も減った。分かるでしょ?」
駿佑
駿佑
勝手に言及することが許されるんですか?
店長「そうだ、ここは俺の愛の王国なんだ
し。マスターである俺が愛せないヤツはいらない。」
店長「どんなことがあろうともね。」
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突き放す
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駿佑
駿佑

































愛?
店長「そうだ道枝くん、俺は君も愛してあげているんだ。」























































店長「どんな欲望でも全部飲み込んであげるから。」















































?「だって駿佑、それが愛だから」


























駿佑
駿佑
いや



やっぱり納得できません。だって…








駿佑
駿佑
ダメですよ店長。
駿佑
駿佑
未成年に手を出しちゃ。
店長「は?」
駿佑
駿佑
俺見たんです。店長ここに山本さんを連れ込んでましたよね…?
店長「だから何。言いがかりをつけるのはやめろ。」
駿佑
駿佑
言いがかりじゃありませんよ。だってここに充満してる。店長と山本さんがそういうことしたってこと。
店長「!?」
駿佑
駿佑
ジトジトして気持ち悪い店長の匂いが山本さんを飲み込む感じ。
店長「はぁ!?」
駿佑
駿佑
なんなら山本さんの口から直接聞けばいいんです。
店長「そんなことできるわけないじゃん。」
駿佑
駿佑
どうしてですか…?
駿佑
駿佑
できますよ?
店長「えぇっ!?」
駿佑
駿佑
だから
駿佑
駿佑
できますよ。
店長「!?」
駿佑
駿佑
そうしたらどうなるんでしょうね…?
店長「…」
駿佑
駿佑
イケメンで優しいって評判の店長が実は淫行条例に引っかかるような男だなんて。王様のあなたが周囲からの視線に向けられる白い目に耐えられますか…?
店長「バンッ‼」
店長「お前何なんだよ‼ガキのくせに大人に対する態度がなってないんだよ‼」
駿佑
駿佑
その態度に対してどうして我慢できなかったんですか?
店長「あぁ!?」
駿佑
駿佑
そんなに嫌でしたか?自分よりこんな子供がみんなに注目されること。
店長「当たり前だろ‼?お前らは俺を愛する義務がある‼なのに山本さんは君を好きだと言ったんだよ。だから俺の愛を教え込んであげたんだよ!それはもう、身体にじっくりとね‼」
店長「ッ!?」
駿佑
駿佑
📱
駿佑
駿佑
すごい顔…
店長「貸せ‼」
駿佑
駿佑
どっかにアップしちゃいますよ?
店長「なんなんだよお前…俺を脅すのか…?」
店長「俺の王国を壊そうっていうのか!?」
駿佑
駿佑
俺はあなたの王国なんてどうだっていいんです。あなたがここで何をしようがどう振る舞おうが本当にどうでもよかったのに。
店長「だったらなんなんだよ」
駿佑
駿佑
どうして我慢してくれなかったんですか?俺は我慢したのに。仕事だと思って残業も掃除も。
駿佑
駿佑
あなたとの時間が減ってしまうけど全部我慢してきたのに‼
店長「は?何のこと?」
駿佑
駿佑
だから店長も我慢してくれれば良かったんです。
駿佑
駿佑
そしたらお互いこんな不快な思いはしなくてよかったのに。👁️
店長「っ!!?何…君…なんなんだよ…」
駿佑
駿佑
店長…あなたの愛じゃないと思います。
駿佑
駿佑
だって愛はきっと心が勝手に感じてしまうこと。甘くてキラキラしてて誰かに教えてもらったわけでもないのにこれが俺の幸せだって分かってしまうこと。
駿佑
駿佑
教えなきゃ伝えられないなんて見返りを求めるのが前提の愛なんてそんな不味くて苦いもの俺は愛と思えない。
店長「…」
駿佑
駿佑
店長。興味なくても目障りだったら壊したくなる。よくわかりますよね?
駿佑
駿佑
大丈夫ですよ?
駿佑
駿佑
ちゃんと…給料を払ってくださいね。
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クローゼットを開ける
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駿佑
駿佑
大丈夫?山本さん。
駿佑
駿佑
気をつけなよ?男の人って独占欲が強いから。
山本『…(泣)』
















苦い























苦い…






















苦い!




苦い‼








苦い…!


































苦い…‼





















ガチャ




(なまえ)
あなた
駿くん!おかえりなさい‼
駿佑
駿佑
あなたただいま‼
駿佑
駿佑
遅くなっちゃったのに起きてたの?
(なまえ)
あなた
うん!だって最近駿くん帰ってくる前に寝ちゃっておかえりって言えないの悔しかったんだもん〜
駿佑
駿佑
あなた…
ギュ














心の中にあったムカムカが











一気に消えちゃった








こんなの初めて




























幸せ…‼













































駿佑
駿佑
愛してるよ…あなた…
(なまえ)
あなた
(。-ω-)zzz. . . 
駿佑
駿佑




ガチャ









俺は…
























人を愛したことがなかった…



























愛を囁かれたことなら…


何度もあった…























けど




































どんな言葉をもらっても































何をしてもらっても













何も感じなかった。




























でも…














今は違う










あなたが俺に愛を生ませてくれた















きっとこの先も











もっともっと俺に愛を教えてくれるはず














ねえ…































ありがとう




















駿佑
駿佑
結構住み心地いいよ。





















゛お前の部屋。



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その部屋は血まみれで遺体が入った袋がたくさんある
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だから



















俺がしなきゃいけないことは


















この大切な感情を守るために愛をこぼさないお城を作ることだ。









































あなたとずっと幸せに暮らすための












世界で一番甘いお城…


























流星
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チラシを貼る
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俺のやるべきこと














駿佑
駿佑
邪魔だからちゃんとどこかに捨てておかないとな。☺️



こんにちは


























ハッピーシュガーライフ













続く…(砂糖少年は愛を食むend)
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