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第3話

マスキングテープさん リク
遼くんは私に誕生日を教えてくれたけど、私は自分の誕生日を遼くんに伝えられずにいる。

祝って欲しいから教えるとか、そういう訳じゃないけどお互いがお互いを知っている方がいいよね...。

付き合うことになって、嬉しくて、席替えもまだだから隣の席のままで、毎日楽しいけど...

"付き合っている"ということを意識し過ぎてしまい、恥ずかしくて、以前のように会話が出来なくなってしまった。


前は分からない所や、解けない問題も遼くんに話しかけて教えてもらったりして何気ない会話も出来ていた。


だけど、どうにも緊張してしまって、声をかける勇気が必要になってしまっている。


私、今までどうやって遼くんと話していたんだろう...。

付き合えて嬉しいから、むしろたくさん話したいのに...。

話しかけたい気持ちの反動なのか、体が言うことを聞かず、話しかけようとしても躊躇してしまう。


せっかく付き合えたのに.......。


私たち、このまま口数が少なくなっていっちゃって.....自然消滅!?

こんな事なら付き合う前の方が良かったのかな...

そんな考えまでよぎってしまって、
私はどうしたらいいのか、どうすれば良くなるのか、悶々と考えていた───────


そんな時だった


目にしたのは花火大会の開催のチラシ。

その日付はなんと、遼くんの誕生日である8月10日だった。

付き合ってすぐにこんな事があるなんて...

この花火大会に遼くんを誘って「誕生日のお祝い」と「初デート」が同時に叶っちゃう!

そんなこと、この先もう二度とないチャンス!



私は思い切って勇気を出し、花火大会に誘うために遼くんに話しかけた。


私「遼くんっ!ちょっといいかな?」

遼「ん?なぁに?」

しばらく 話していなかったけど遼くんは柔らかい声で返事をし、私が発するその先の言葉を待っている。
















「夏休みにある花火大会、一緒に行かない!?」





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りょくちゃ
りょくちゃ
学生です 2年ほど前に学校で作文した時に小説ジャンルで受賞し、市内の文集に掲載されたのがきっかけで小説に興味をもちました。 趣味程度で書いています。 ハピエン、シリアス、ミステリー、サスペンス、恋愛、BL、GL、アニメ(少しですが)など色々読むので、様々なジャンルを書いていけたらいいなと思います。 アドバイス、感想などコメントして頂けると非常に喜びます笑 誤字脱字、言葉の使い方が間違っている、批判的なご意見でもコメントして頂ければ幸いです。
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