にしはた
なんなん、あいつ、
顔近すぎやろ!!!かわいすぎやろ!!
あ、いや、俺のせいか、自業自得か、、
、
ほんま近くでみたらかわいすぎてやばいわ、
しかもポニーテールやし??
なんかダテメしとるし???
かわいすぎやで、
惚れてまうやろー!!!!!!
西畑『はぁ………』
「きゃー!!!!!!」
西畑『え、なんやろ』
ガヤガヤカヤ
西畑『なんか、騒がしいなぁ………』
「おい、大丈夫か!?」
「誰か!救急車!!!」
「さっき一緒にいた子どこだ!?」
「そいつ、おさえろ!!!」
西畑『なんや、なにがあった…………あなた!?』
あなた『に、にしはた…』
西畑『誰や!?誰や刺したやつ!!!でてこいや!!!』
「落ち着いて!!!あっちで今刺した人捕まえてるから!」
西畑『許さん…許さへん………どこにおるんや…』
あなた『に、にしはた…大丈夫やから…今はここおって…』
西畑『あなた?喋らんで。すぐ救急車くるみたいやからな。大丈夫やからな……少しの辛抱やからな…泣』
あなた『うち…うちな』
西畑『ええから、喋るな!!!泣』
あなた『西畑に会えて毎日が楽しかった…つまらんかった毎日がかわったよ…ありがとう…泣』
西畑『なんで…なんであなたばっか辛い思いするんや………』
ピーポーピーポー
「道をあけてください!」
「大丈夫ですかー?聞こえますかー??」
「〇〇病院に行きます。誰か、付き添いの人は!」
西畑『はい!』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!