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千空に槍が当たる!!!
とハラハラしたが、千空は華麗に避け、モズくんと氷月の一騎打ちになった。
それは氷月が私達科学王国の仲間になったということだ。
でもなんか戦いにくそう…あっ!
クロムはわかっていなかったようだけど千空にはしっかり伝わっていた。
コハクの頭に大きなハテナが見える
そして私達は船から出て島へ戻り竹林に入った
パコパコーン
という音とともに竹を20センチ間隔程度に切っていく。
さすがにみんなここに来た理由がわかったようだ
色んな太さの竹を手に取り悩んでいる。
曖昧な返事をした竹はカセキじぃに渡してツルツルにしてもらう!
なんてしてるけど本当に大丈夫かな…
私が投げた方が良かったんじゃないか…
マグマが投げた竹の筒は綺麗な軌道を描いて、あとから私たちを追ってきた氷月目掛けて飛んで行った。
氷月はまるでけん玉のけん先に玉を指すように竹筒をはめて行った。
その時、頭首像ゲットチームがいる方から大樹の声が聞こえてきた。
「その男、ヤマアラシが持っているのが石化装置だ」と、
その場にいた戦闘チームは飛び出した。もちろん私を含んで
私たちが着いた頃、大樹がヤマアラシを止めているところで大樹の馬鹿力にヤマアラシも軽く驚いていた。
それよりもヤマアラシの緊迫した表情…
千空の突然の叫び声に驚いたが、わたしにできることは特になかったので言われるがままに千空の所へ行く、
その時確かに カチッ という音がした。
後ろを振り向くと既に石化している大樹にヤマアラシ、羽京など、そこにとどまっていた人達がいた
やばい、飲み込まれる…!!!
その前に私が出来ることをしなきゃ!
と、クロムと私の声が重なった。クロムの方が千空と距離が近かったため私の声は聞こえていなかった。クロムも時速かわかったのか?
そして、クロムの提案から1人ずつラボカー間隔に並んで自分の指先が石化したら逆の手をあげるという作戦だ。
とても非合理的な話だが、みんなでできることと言ったらそれくらいしかないのだろう。
そして私も石化されていく。
と言って。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!