第30話

風邪
山本Side
"ピピピピッピピピピッ"
鈴風)「38℃」
山本)「でも咳マシなった」
"コンコンッ"
正門)「あなたーそろそろ出るでー」
山本)「おん」
鈴風)「終わったらすぐ行くから」
山本)「ありがとともちん」
さて、行きますか‼てか何の打ち合わせ?
正門Side
入所当時から負けず嫌いで、体調悪くても
"行ける‼"って聞かんくて、今もとなりで
ベースの譜面確認してる。中学受験して学生時代とか仕事と学業両立して常に成績トップにおって単位落とさんかった。全部完璧に見えるけど、
裏で人一倍努力してた。チビジュたちの相談のったり勉強見たり、お母さん直々にお願いされたり。"それを表面に出さないのが
山本あなたなんや"って昔言ってたなぁ。
もっと弱音吐いてもいいのに
山本Side
譜面を確認しながらチラッと横を見ると
まっさんがどこか遠くを見てるような感じがした。
鈴風)「ついたよ」
山本)「ありがとっいってくるな」
正門)「何かあったら連絡します」
鈴風)「お願いな!‼」


山本)「山本あなたですお願いします」
正門)「正門良規ですお願いします」
監督)「まず、台本。」
台本に書かれていたのは
     "年下彼氏"
関ジュでやるドラマや。
それを聞いたとき"私はでれへんのや"って思った。だって題名からしてそうやん?
…てことは、
パラパラめくっていると判明した。
山本)「私まっさんの相手役ぅ?!ゴホッ」
正門)「叫ばんといて。静かにして。」
山本)「だってびっくりしてんもん。」





そんなこんなで打ち合わせは終わった。
ともちんの車に乗った瞬間私の意識は遠のいた。