第2話

2✩⃛ೄ
2,101
2022/06/15 02:15
道枝side


み「道枝駿佑です。これからお願いします。」




なんて、当たり障りのない自己紹介して



先生に促され座った席は窓側の少し後ろの方の席。



隣の女子は俺を見るなり あ、外れだ、みたいな顔してる。



まあ、こんな姿やからしょうがないんやけど。



ただ、一つ残念なことは




少し横を向かないと、あの人が見えないってこと。






高橋side


昼休み


男で集まってふざけてるけど、俺はあの視線が気になって仕方がない。



ていうかなんでずっとこっちの方見とるんやろ。



ちらっと彼のことを見ると




パチッ




また、あのパチッが起こって、俺はすぐ視線を外した。



どうしてこうなるんやろ、、ほんま分からへん!


き「、、、、」


?「、、くん、、、高橋くん、」


き「、あっ謙杜、どしたん」


な「どしたもなにも、ずっと呼んでたんやけど」


な「具合でも悪いんか?」


き「いや、ただぼーっとしてただけやわ」


な「そっか、、、あ、みんなもう体育館行ってるで」


き「え、まじ?はよ行こ!」


な「なな、恭平くん、体育館まで、おんぶしてよ♡」


き「はぁ?いやや、ってお前乗んな!」


謙杜を振り払うと俺らはじゃれあいながら体育館へ向かう。



教室から出る前、ちらっとまた彼のことを見たけど、俺らの方は見ていなくて、ただ窓の外を眺めていた。