君と過ごしていても3%の充電池
やっぱりちょっと物足りないのかもな
繋がらないし。
僕が溢している
「不定期量産遺言集」
君には関係の無い事なんだけどさ…
嫌になっちゃってるんだ
思い出だったっけ?
んー…いや、ただの夢だったっけ?
散らばっていく感傷は
あっちこっちそっちに
どっちみちもう迷子…
愛されないまま…
愛されないまま咲いちゃって…
嫌われないまま枯れていっちゃって
作り笑いだけ張り付いちゃって
君にも逢えなくなってしまいました
欲しがってまた咲いたとしても
繰り返して引き摺ったとしても
惚れちゃって腫れちゃってるんだよ…
空っぽ…空っぽなんだ
「愛を少しだけくださいな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。