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第11話

休日。

私は何の意味も無く、街をぶらぶら歩いていた。
栗原 瞳
桜をどうやって落とそうかな...
ふと、そんなことを考える。


桜を取り巻いている1軍は、全員落とした。

だから、桜が隙を見せてくれれば簡単なんだけど...
栗原 瞳
...あ、
─────────桜がいる。

桜は、建物の隅にかがんでいた。


私はスマホを構える。
栗原 瞳
え...
栗原 瞳
あれは、火...?
桜の手には火のついたマッチが握られていた。

そして、桜はそれを建物に向かって落とした。







──────────放火だ。







私は失望した。

桜はこんなにも変わってしまったのだ、と。





私は放火する瞬間を撮れたので充分だと思い、スマホをポケットにしまってその場を去った。























潮目 先生
谷崎さん、ちょっと。
次の日、クラスで独りだった桜を潮目先生が呼び出した。
谷崎 桜
....はい。
桜は俯きながら、潮目先生の元へ向かった。


その間、クラスはひっそりとしていた。






















私はあの後、桜が放火している動画をSNSにアップした。


それはすぐに炎上し、桜は皆から腫れ物扱いされるようになった。




先生にも、広まっている。




潮目先生が桜を呼んだのは、きっと放火のことだろう。






















もう、桜は落ちたとも同然。













 

 
 

自然と、にやけが止まらなかった。




やっと、桜を落とせた。







これで私は─────────────






















───────────どうなるの?








この先、私はどうすれば良いの?





伏見さんとも、もう会話なんて出来ないし、出かけたりも出来ない。


私が切り捨てたから。





桜とも、何もできない。




















あれ...?


















私、何をすれば良いの?


















私にはもう、何も残ってない...。







でも、桜を落とせたんだよ?



それで、充分だよね?






















じゃあ何で、私はこんなに戸惑っているんだろう。


























体に、大きな穴が開いた気がした。




痛い。

何も残ってない。




でも、体を見たら穴なんて開いていない。





















私、どうして桜を落としたかったんだっけ?

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月渡 雫
入賞者バッジ
月渡 雫
《 終焉を迎えた。←どうした 》 最近忙しくて色々なことが疎かです。済みません。 コメント返信や更新された小説を読むことが遅れます。 〖連載中〗 ・その先に、僕らはいない。 ・地獄ゲーム ・ケガレの杜 〖専用タグ〗 #月渡る お知らせは「月渡ってるお知らせ」をご覧あれ!← プロフィール画像を変える速さ尋常じゃない。 ( 訳 飽きっぽい。 ) フォローさんは尊敬様!! 読者様には感謝感激雨霰!!。+゚(*ノ∀`) (。・艸・) (。-艸-)) (( 。>艸<)-3 昔のプリ小説へ? #いや、昔よりもいいプリ小説へ。 #未来のプリ小説へ。 #無断転載駄目絶対 (私が言えたことじゃないけど‥‥‥。) #変人同盟 #変人同盟(最強) #天才同盟 #天才同盟(仮) #天災 #わか嬢 親衛隊 階級:隊長 #花那会社 秘書(社員Aから昇格) #ずっと親友同盟 #大好きだよ Twitterはこれよ。↓ @cross_moon_drop サブ垢↓ user/50cfe3+ ※不定期更新。 ※オリジナルのみ執筆。 ※変人の極み。 ※“厨二病”爆発中。 ※発狂は常日頃。 ※時たま深夜テンション。 ※今日も貫くマイペース。 よろしくお願いします_(._.)_
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