(あー、遂に来ちゃったよ、東京。)
(親に会わないといいけど。)
(まぁいた所で逃げ切るけど。)
そんな事考えているうちに駅からもう東京都立呪術高等専門学校へ着く。
(おー、着いた着いた。親に会わなくて良かった。ここから結構家が近いんだよなぁ。)
(嫌だったけど、上の言う言葉は絶対だ。)
あー!来たー!
ってあれ?お前誰?
え?誰?って。あ、そういう事ね。
(この前は男装してたから分かんないのか。)
そーゆー事ってどーゆーことだよ。
五条さん、貴方なら私の事知ってるはずだよ?
あなたは小首を傾げる。
ッ、(可愛い、、くなんかねぇ。)
どう?分かった?
勿論だこの俺が忘れるわけないだろ。
ふーん、じゃあ言ってみて。
いや、いい、すんなり当てると悪ぃからな。
だから、答え、言え。
はいはい、わかんないのね。
っるせぇ!
怒んない怒んない、では、正解と行きましょう。正解は~、
龍吾あなたでーす。
覚えてた?
は?だってあなたは男じゃ?
あー、あれはね、男装してたから、戦う時楽でしょ?
はぁ、(女の方がいいのにな。)
呆れるような声で言っているが、本心はそんな甘いもんじゃない。
それじゃぁ私はここでー学長のとこ行かないと。
またね、悟く[悟]え?
悟でいい。
え、あ、うん。
戸惑いながらも了承する。
あと、俺もついて行く。異論は認めん。
あ、はい。
敬語もなし!
うん。
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