第3話

出会い
245
2021/03/08 14:56



それはとある日の放課後だった






渡辺「あなた!俺ちょっと先生呼ばれた!」




向井「俺も、、」




『いいよ!行ってきな~ 図書室で待ってるね!』




渡辺「おう!」




向井「終わったらすぐ行く!」









私は、誰もいない図書室に来た




新しく入った本を借りようかな。




本が好きな私は夢中で本を探していた











深澤「君、2年生?」




『へ、?』




深澤「あぁ、3年の深澤っていいます!」




『あ、はい、』



深澤「やっぱり2年か〜 君名前なんて言うの!? 」



『あなたです、』



深澤「あなたちゃん!?可愛いね〜」




どこまで女たらしなのよ、




めんどくさいのに関わっちゃったなぁ…






『どうして、ここにいるんですか?』




深澤「ちょっと、友達待ってたんだけど… なんか君が気になって入っちゃった」




ちょっと顔を赤める深澤先輩。




『わたしですか…?』




深澤「うん、すげぇーかわいいかった」




『え…過去形って、』



深澤「いやいや!今も可愛いよ!!!」



『あぁ…はい、』





どうせ、思ってもいないことを…





深澤「彼氏いんの?」




『いないですよ?』




深澤「へぇ…」




『深澤先輩は?』




深澤「俺もいないよ?」




『えぇめっちゃいそうだけど、』




深澤「ってか俺にどんなイメージもってんの?笑」




『え、でも20人ぐらい元カノいそう』




深澤「なんだそれ!笑 」




『え、違うんですか??』




深澤「俺、今まで彼女とか居たことないよ」




『そうなんですか、モテそうなのに…興味無いんですか?』




深澤「女に興味なくて」




『へぇ』




深澤「でも、あなたちゃんには興味ある」




『え、、?』




渡辺「あなた〜!お待たせ…って、」




深澤「あれ?彼氏居ないって行ってなかったっけ?」




『あ、この人は幼馴染です』




深澤「へぇ!めっちゃドラマみたい!」




向井「お待たせやで ~ 」




深澤「で、そっちの彼は?」




『めっちゃ仲良い友達です!』




深澤「あなたちゃんモテモテじゃん」




『モテモテじゃないですよ、』




渡辺「なにか用ですか、あなたに」




深澤「いや…なにも」




『たまたま話しただけだよ』




向井「あなたに、悪さしないでくださいよ?」




深澤「俺がする訳ないじゃん!? 」




渡辺「それじゃ」




そして、翔太は私の手を強く引いて、




深澤先輩を残して図書室を後にした























深澤「あなたちゃんか…」













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