椚ヶ丘中学3年A組 生徒会長 浅野学秀____
過去に、研究室に入れられたことがあった。
研究所で、柳沢誇太郎主導の元、
一時協力者として浅野學峯理事長が、
「極限環境下における才能の進化の観察」をしていた。
浅野理事長が加担した理由は、
浅野學峯が柳沢の理論に興味を持ったこと。
その思想実験として____
自分の息子である浅野学秀を観察対象にする。
直接触手実験を受けさせたわけではないが、
“精神実験”として環境を与えた
廉と学秀は、研究施設で一時期同じ区画にいた。
廉:触手適合実験
学秀:精神的極限教育実験
二人は夜だけ会話した。
ここで2人の思想が分かれる。
廉の触手暴走前夜。
柳沢は完成実験を予定していた。
浅野は“観察者”として立ち会う。
学秀はそれを知り、学秀は廉に言う。
それが二人の最後の会話。
廉は研究所を脱走。
学秀は何も知らないふりを続ける。
浅野は気づいていたが止めなかった。
理由は、逃げ切れるなら、それも才能だから
学秀と廉は、A組の特待生として再会する。
目が合うが、何も言わない。
学秀は覚えている。
廉も覚えている。
でも何も触れない。
ねくすと















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。