第2話

天使の過去
192
2024/01/10 10:14
さとし
いててっ…ってあれ?俺の家…
カメラちゃん
じじっ
あなた
わぁっ!なにここ!見たことないものがいっぱっ…ぃ゙っ
突然ズルッっと、あなたが転んだ
すると、ポスッっとブラックがそれを受け止める。
あなた
あ、ありがと…///💦
ブラック(B)
まったく…あなた、相変わらずドジっ子さんですねぇ、気をつけてくださいね?
こころなしか、二人共照れているように見える。
さとし
あ、そういえば、お名前なんていうの?
あなた
私はあなた。天界ではCって呼ばれてた。
よろしくねっニコッ
相変わらずあなたさんの笑顔は心臓に悪い……
ブラック(B)
まぁ、今はあなたさんって呼びましょうかね。
オレちゃんはブラックです。
ブラック(B)
改めてこちらはカメラちゃん
カメラちゃん
じぃ〜!
さとし
俺はさとしだよ!お姉ちゃんって呼んでもいいかな?
あなた
うん、いいよ。よろしくね!
さとし
えっと、それで、ブラックとお姉ちゃんはどういう関係なの?
見た感じ天使…だよね?
ブラック(B)
オレちゃんも、あっちの世界であったこと、知りたいです。
あなた
まぁ、話すと長くなっちゃうけど……
あなたさんが少しうつむく
あなた
……Bがいなくなったときのこと、誰も私に情報をくれなかったの。
ブラック(B)
……というのは…
あなた
私、Bと仲良かったから、きっと私に教えると凹むと思ったんじゃないかしら。
天界新聞も、私には違うの来たし……
あなた
ほんとに、なにもわからなかった。
あなた
神様も、何も言わないし……
あなた
私さ、急にBが居なくなって、さみしかったの。
情けないよね。
私のこと嫌いになっちゃったのかなって。
でも、違和感をもった。
あなた
みんな、Bのことを嫌った様子で、
私が近づいたり話しかけると、その話をやめた。
あなた
仕方なくて、神さまに聞いた。そしたら…
『アイツは裏切った』『カスなんだ』って
あの夜のこと、話してくれた
さとし
あの夜…?
ブラック(B)
さとくんに話した、あの【神殺し】※EPISODE0の動画、覚えてます?
さとし
うん。優秀だったブラック、Bが、神に罪をなすりつけられて魔界におちちゃった…
ブラック(B)
ざっと言えば、そんなところですね
カメラちゃん
じじ…
あなた
私は神さまの言うことを信じなかった。
Bは、そんなことしないって、信じたかったから
ブラック(B)
でも、神さまに反抗したら
あなた
……消されちゃうから、反抗できなかった…
さとし
えっ、消される?
あなた
私達、天使、世界を造ったのが神さまだから、私達のこと、簡単に消せちゃうんだよ?
さとし
え、こわ…
あなた
それで、私、怖くて逃げちゃったんだ。
何よりも、Bに会いたかった
ブラック(B)
……
あなた
Bはいつも助けてくれたから…
あなた
それで、Bが落ちたって言われる穴に落ちた。
ブラック(B)
…っ!?つまり魔界にっ!?
あなた
うん。行ったよ。
ブラック(B)
カカカッ。優秀な貴方が、もったいないですねぇ。
あなた
…でも、会いたかったんだもん。
ブラック(B)
それは嬉しいですねぇ。
あなた
っ…!!///
さとし
えーっと、それで?
あなた
結局魔界には居なくて、人間界に。
あなた
で、今に至る。かな?質問ある?
さとし
えっと、お姉ちゃんはどういう人、いや、天使だったの?
ブラックは優秀とか言ってたけど…
ブラック(B)
え?さとくん、それ知らずに聞いてたんですか?アホですねー。
さとし
えぇ!?ひどくない!?
あなた
まぁまぁおちついて、自分のことはBから言って欲しい…かな?
ブラック(B)
そうですか…。彼女は、いわゆるドジです。
さとし
う…うん?
ブラック(B)
そしてアホです。
さとし
けなしてるよね!?
あなた
あ、あはは?
カメラちゃん
じ…じじ?
ブラック(B)
まっ、ウソですけど。
さとし
だよね!?ビビったぁあ
ブラック(B)
ホントのこと言うと、彼女は本当の意味で『優秀』でした。
さとし
本当の意味?
ブラック(B)
神さまのお気に入りでしたからね。私と違って
あなた
……
さとし
……
ブラック(B)
ま、結局神さまもエロジジイということで。
さとし
それはよくわかんないよ!?
ブラック(B)
まっ、オレちゃんも優秀だったんですけど、あのことに関してはまったく後悔してないので。
あなた
ならよかっ……っ!?
ブラック(B)
っ!?
さとし
え!?何!?頭がっ…!!
すると突然、声が聞こえた。
ブラック(B)
これはっ!
神の声
あなたの天界での通り名、なぜここにいる。
あなた
っ!?ゾッ
ブラック(B)
神…さま…?
カメラちゃん
じじっ!?
神の声
帰ってこい。いいか。
あなた
いやっ!!いやっ!!!
なにかを思い出したかのように悲痛の声を出すあなた。
神の声
こうしたら力ずくでもだ!!
ブラック(B)
あなたさっ……!
バサッ
羽の音と同時にあなたが消え、羽が散る。
さとし
な、なんだったんだ…?お姉ちゃん、大丈…
そこに、あなたの姿はなくなっていた。
さとし
え…?
ブラック(B)
連れて行かれましたか……
ブラックは深刻な顔をしていた。
あまりにも深刻な顔で、さとしの背筋は凍りついた。

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