第6話

不器用な君💚Part2
222
2019/05/25 09:40
今日で2年の記念日。

今の時刻は午後6時半ごろを指してる。

今日は忙しいからアバハウス帰るの遅くなりそうって言ってたなぁ。





2年目の記念日なのに……。





やっぱ好きじゃないのかな。



たしか私が告白した時は。









- - - - - - - 2年前- - - - - - - -

今日は成人式!兼、同窓会!

なぜこんなにテンションが高いかって?

私が中学から好きだったリクヲ君に会えるからだよ!

リクヲ君とは中学からの同級生で、リクヲ君の優しさに心を奪われたの!


高校卒業で告白したかったんだけど勇気が出なくて……。だから!今日告白したいって思うの。








そらちぃ「おぉーー!!あなたじゃん!」

ツリメ「あれ!ほんとだぁ〜!」

エイジ「お前かなり雰囲気変わったな」

そらちぃ「それな!大人っぽくなった!」

あなた「皆ー!久しぶりーー!」

あなた「えへへ笑 そーかな笑」

リクヲ「あ!あなただ!」

あなた(え、まって、リクヲ君!!!)

あなた「えっと、ひ、ひさしぶりー!」

エイジ「なんか焦ってね?笑」

ツリメ「ほんとだぁ笑 顔赤い〜笑」

リクヲ「あれっ!?俺なんかした!?」

あなた「あ〜、た、多分暑いのかな??」

リクヲ「大丈夫?」

ピタッ

彼の手が私のおでこに来る

あなた「え、え!?」

リクヲ「あれ!?もっと赤くなっちゃった!?」

そ・エ・ツ「あ〜そーゆーことね」

リクヲ「どーゆーこと!?」

そらちぃ「じゃ、あとはごゆっくり〜笑」

あなた「え、ちょ、まっ、、」

あなた(どーしよ……なにか話さなきゃ……)

あなた「え、えっとぉー、」

リクヲ「行っちゃったね笑」

リクヲ「なにか飲も〜?」

あなた「あ、うん! 飲む !」



リクヲ「はいっどうぞ!」

あなた「ありがとう!」

リクヲ「皆なんか変わったね〜笑」

あなた「だね笑」

リクヲ「あなたも変わったね」

リクヲ「なんか、大人っぽくなった!」

あなた「ほんと?ありがと!」

あなた(こんなに話せるなんて夢見たい……)








リクヲ「ふぅ すごい食べたーー笑」

あなた「もう食べれない笑」

リクヲ「そら達いないしもう帰る?」

あなた(えっ、まだ言いたいことが……)

あなた「ちょ、ちょっとまって!!」


ザワザワ ザワザワ

リクヲ「ちょ、声でかすぎ笑笑」

あなた「あっ、え、えっと、」

あなた(もぉー。やらかしたぁ〜。)

リクヲ「ちょっと涼みに外出る?」

あなた「あ、う、うんっ」



リクヲ「で、なにか話??」

あなた「えっと。」

リクヲ「ん?」

あなた(振られたらどうしよう。)

(でも言えるのはこれで最後。)

(今言わないと一生後悔する。)


あなた「リクヲ君!」

「ずっとずっと大好きでした!」

「良かったら付き合ってください!」

あなた(あぁ〜。言っちゃった。)


リクヲ「え!?ほんとに!?」

あなた「ほんと……。」

リクヲ「俺もずっと好きだった!」

あなた「え!?」

リクヲ「えっと、じゃぁ……。付き合ってください!」

あなた「もちろん!喜んで!!」




――――――――――――――――――


こうしてリクヲ君と付き合ったんだ。
あの頃は好きって言ってたけど今は。



違うのかな。


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