第6話

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遡ること1年前


私には、彼氏がいた。


サッカー部でキャプテンをつとめていて、
男子からも女子からも人気があった。

私はというと、生徒会で会長を務めていて、
自分で言うのもあれだけど、人気はある方だった。


私たちは、学校公認カップルとしてかなり有名だった。


毎日一生に登下校をしたり、お互い時間がある時は電話をしたりデートもしていた。



順風満帆な毎日を送っていたはずだったのに。





ある時、いつもの様に一緒に帰ろうと思って、
部活が終わるのを待っていた。
あなた

まだかなー

女子1
ねぇ、知ってる?サッカー部のキャプテンのジミン君、なんかね、こないだ女の人と腕組んで歩いてたんだって
女子2
あー、また会長とデート?
女子1
いや、違うんだって!
ほら、会長はめちゃくちゃ髪長いじゃん
一緒にいた人はショートだったのよ
女子2
え?てことは浮気?
女子1
じゃないかな?
あなた

え?嘘でしょ

女子1
あ、会長…
あなた

今の話、ほんと?

女子1
はい…
あなた

そうなんだ…

女子1
なんか、すみません!!
あなた

ううん!気にしないで!!
ありがとね、教えてくれて

女子1
いえ…
女子2
会長、大丈夫ですか?
あなた

え?

女子2
泣いて…
ジミン
え、あなた待ってたの?
あなた

え?