あなた_side
あぁ。久しぶりだな
誰かの温もりを感じるのは。
的になってからはこんな事されてないからなぁ。
『家族』っていいな。
暖かいなぁ……
やっぱり弔となら一緒に居たいって思えるなぁ。
まだ会って間も無いはずなのに、
こっちの方がホントの家族みたいじゃん。
弔。
俺、
弔の為なら、何でも出来るよ。
だからさ、ずっと傍に居たい_______________
死柄木_side
初めてなんだ。
この個性が出てからちゃんと何かを触るのは、
俺の個性を聞くと大抵の奴は逃げていくか、罵声を浴びせるかだ。
なのにコイツは、あなたは、
俺の個性を聞いても逃げなかった、何も言わなかった、
それどころが握手を求めてきた。
俺は、
此奴を
手離したくない_______________
朱雀になんか帰さない。
ヒーローにも渡さない。
此奴は俺のだ_______________
弔「俺は」
あなた『俺は』
弔&あなた「『此奴と/弔と居たい』」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。