お風呂から上がると服が置いてあった
着てみると少し大きい
その服からはジョングクくんの香りがした
あなた『なんか.... 落ち着く·····。』
髪を乾かしてリビングに向かうとジョングクくんはソファーで寝ていた
寝顔を見るとうさぎに似ていて凄く可愛かった
あなた『可愛い·····』
試しにほっぺをつねってみると
あなた『柔らかっ』
何度やっても起きない
疲れてたんだ·····
あなた『····。』
私 人に迷惑かけてばっかだ·····
ものすごく申し訳ない気持ちになる
こんなに疲れているのに振り回して
あなた『ごめんね·····』
ジョングク「なんで謝るんですか」
あなた『起きてたの·····?』
するとソファーから起き上がった
ジョングク「迷惑なんかじゃないです」
あなた『でも、わたs_
ジョングク「あなたさんは自分を思いつめすぎです」
確かにそうかもしれない
テヒョンとすれ違いになってからずっとこの調子だ
あなた『·····ッゥ』
ギュ
突然視界が暗くなった
あ、私抱きしめられてるんだ...
ジョングク「あなたさんの辛い顔なんて見たくないんです」
ジョングク「僕ならあなたさんを傷つけない」
抱きしめられる力が強くなる
ジョングク「僕があの人のことを忘れさせてあげます」
その言葉に何故か惹かれた
あなた『私···· テヒョンの事、、忘れたい』
あなた『私から離れないで·····』
一人になるのが怖くて見捨てられたくない
もうこれ以上 辛い思いはしたくない
ジョングク「離れたりなんてしません」
そう言った瞬間
お互いの唇が重なった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。