ー齋藤side
〜過去〜
ずっとずっと走った
ここがどこだろうと関係なかった
ただ義親に会いたくなかっただけ
そして何十分走ったんやろ
喉はサビの味もするし
脚はガクガク
息は荒かった
そしたら
??「You…どうしたんだい?」
知らないおじさんが話しかけてきた()
『、、』
??「大丈夫かい…?」
『パパとママに知らない人には近づいちゃダメやって…』
??「あぁー、ごめんね、私はジャニーさんって呼んで」
『ジャニーさん…?』
ジャニーさん「そう、ジャニーさん!」
正直そんな名前はおかしいって思っとった()
でもそのおじさんは優しさが溢れとった
『ジャ、ジャニーさぁぁぁぁぁん!泣』
ジャニーさん「おぉ!You大丈夫かい?」
そして、両親が亡くなったこと、義親に虐待を受けてたこと
全部教えた
ジャニーさん「You、僕と一緒に暮らさないかい?」
『うん!』
それから、ジャニーズ事務所に入り、なにわ男子になったって訳や
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。