そして後から入ってきた、小さい男の子。
私の方がちょっと背大きいな。 ( は。
そして、同じく緊張してる様子。
流星「ぼ、僕…大西流星です!」
大吾「流星くんや!俺は大吾やでー。
噂に聞いてたけど可愛ええな」
廉「俺、永瀬廉!よろしくっ」
『あなたです、11歳です、よろしくね!』
そして、流星くんには、グイグイ行く2人。
今やっとわかった。
きっと私は、好かれてない。
理由は、女子だからっていうのもあるだろう。
どうして、女子だといけないの…?
ただただ、それが悔しくて。
私だって、ジャニーズで頑張りたい。
親のためにも、この道を進むって決めたんだ。
ここで辞めたくなんかない。
沢山努力しようとしてるつもりだし、
1人でも多くのお客さんを、喜ばせたいの。
そんな気持ちはあるのに。
どうにかして、
受け入れてもらうぞって。
皆と仲良くなって、認められたいって。
絶対、頑張ってやる。
この時から、私に何か強い気持ちが生まれたんだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。