結局虎杖さんも高専に入ることになったらしい。
早速着てみると結構動きやすい。
軽〜く腹パン。
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あー、殴りてぇ!!
そうだそうだ!
僕達みたいな日陰者に原宿なんて眩しすぎる...。
マジかよ。
会ったことないけど仲良くなれないわ。
てか虎杖さんそれどんな状態?
ポップコーンにグラサンに。
隣歩きたくないよ?
と、男の人が肩を叩いてきた。
おお、珍しく五条先生が頼りになる...。
私は...?
ほんとだ!?
強烈なの来たー...。
そしてクルっと振り向いて僕に言った。
あ、可愛い。
100年に一度の美少女だ。
こんな僕にも優しくしてくれる女子がいるなんて感動です。
この空気で!?
伏黒さんも結構個性強めの人だったんだ?
お前続くのかよ。
それだと僕もやらなきゃじゃん。
ああ、後光が差して見える。
眩しい...。
ため息ついてる伏黒さんを横目に五条先生が笑う。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。