2月11日 10:03更新
〜のあ視点〜
え、私もしかしてたくぱんさんと同じ中学校だったの?
今も信じられないほど事にずっと戸惑っている。
そうやって私が戸惑っているうちに公園へ着いた。
公園のベンチに座っても私が戸惑って喋れなかったからたくぱんさんが過去を話し始めてくれた。
たくぱんさんの過去を聞いて初めて分かった。
私がたくぱんさんに一目惚れしたのは私と過去が似ていたからだ。
とりあえずたくぱんさんが過去を打ち明けてくれたから私も打ち明けるしかないですね…。
〜拓人視点〜
そう言って彼女は真剣な瞳で過去を話し始めた。
君の過去に興味ない訳ないのに。
そう思いながらも話を聞くことにした。
そうか、両思いだったんだな...,
そして、俺がのあさんに恋をしたのも過去が似てたからなんだな。
そんな彼女が勇気を出して告白を了承してくれたんだ。
そんな彼女に今俺がかけてあげられる言葉は一つしかないな!
久しぶりにこんなに笑ったな〜
俺はこれからのあちゃんと上手くやっていってのあちゃんの事を幸せにする!
そう固く決意した。
〜瑠奈視点〜
さ〜て、今日も恋が生まれそうな所を巡りますか!
ってあれ?公園にのあさんと〜、あれは誰でしょうか?
声的にたくぱんさんですかね?
一体何をしているのでしょうか?
盗み聞きしてみますか!
え、衝撃の瞬間を目の当たりにしてしまいました...!
これは早いこと帰って皆さんに知らせないとですね!
次回へ続く...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!